山岡和雅の“ダックビル為替研究所” > 緩和期待が広がる中、注目があつまる ~米FOMCと雇用統計?
29日からの週は米国で非常に重要なイベントが二つ控えています。一つは、31日、1日と二日間にわたって開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)もう一つは3日に予定されている米雇用統計(7月)です。今年初めは好調であった米経済ですが欧州危機の影響もあって、その後は勢いを失い、先行き不透明感が強まっています。米景気動向を見る上で重要視される米国の非農業部門雇用者数(NFP)をみると1~3月期は平均で22.6万人増であったのに対し、4^6月期は平均でわずか7.5万人増(速報値ベース)と、増加幅が縮小、景気回復の失...
朝倉伊津子の“ブレイブハートな毎日” > 夏はサワーで!
ユーロを守るためには、ありとあらゆることをやりますがな、というドラギECB総裁の発言。そしてその後、and believe me, it will be enoughという言葉が続いた。それでユーロも株も金も息吹き返し。金は3週間ぶりに1,620ドル台だもんね。でもさー、believe me,って言われたってさー、どうなんでしょ? マイポジションのドル円は膠着。やはり。。。そう考えると、ユーロってドル以上の機軸通貨になっているのかもしんないと。今のマーケットを牽引しているのは、ユーロだから。さて、夏バテっ...
鈴木郁雄の“実践・為替ストラテジー” > ユーロ急上昇も懐疑的!一過性?
市場の注目度は低かったものの、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が、ECBはユーロ圏をるために責務の範囲内で何でもする用意があると発言したことがきっかけとなり、ユーロドルは1.21台半ば前後から一気に1.23台まで急上昇、短期筋のユーロショートの巻き返しや利食い確定買いなどが支援材料になっている。また、スペイン10年債が7%を下回る中、米新規失業保険申請件数(季節調整済み)が約4年ぶりの低水準となったこともドル売り・ユーロ買いを誘発させている。ただ、ECBが取り得る対策は流動性供給オペの更なる実施や政策金利...
陳満咲杜の“大道至簡” > 閑話休題
ギリシャ、スペインのみではなく、EUソブリン危機は欧州核心国のドイツまで広がってきた。しかし、ドイツには悪いニュースであるが、危機を解決するために良いことではないかと思う。というのは、ドイツ人は優越感をもってEUソブリン危機を対岸の火事と見てきた。従って、ドイツ国民にとって、EU危機は他人事ではなく、焦眉の急となってから始めて、EUソブリン危機の夜明けの可能性を見え始めるではないでしょうか。EUをリードするドイツに悪材料を続出された。格付け機関ムーディーズによる信用見通しをネガティブに格付され、ドイツ製造...
水谷文雄の“為替 ケ・セラ・セラ” > 独連邦債短期マイナス金利継続!
Hola!Que tal?Mucho calor!本当に暑い日が続きますね。しかし、9階に住む私は昼間扇風機で十分涼しいです。逆にエアコンを付けると腰痛が怖い。夜は流石にエアコンを付けています。もう少し暑くなると、窓を閉めて、昼間もエアコン オンとなるかもしれません。写真は古代蓮の一輪咲きです。お楽しみ下さい。ドイツ連邦債はリスク回避の流れからか、逃避資金が流れ込み状況が続いています。債券買い基調が強い。10年債は一時1.17%まで利回り低下となりました。そして2年債はマイナス0.06%とネガティブ金利体...
鈴木郁雄の“実践・為替ストラテジー” > ユーロ不安定な上昇局面!一触即発モード継続?
ノボトニー・オーストリー中銀総裁がESMに銀行免許を付与するとの発言をきっかけにして、ユーロドルはショートカバーが進行すると共に、2年ぶり安値圏から、一時1.21台後半までリバウンドしているが、流石に上昇局面になると、潜在的なリスク回避の動きは根強く、ユーロの戻り圧力が優先される恰好で、逆にユーロドル1.22台の上値の重さが意識されている。仮に、ESMに銀行免許が付与されれば、ESMは債務危機に対応する形で中銀から無制限の資金借り入れを行えるが、現時点ではオーストリー中銀の案にとどまっており、ドイツを筆頭...
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